2012.09.17更新

最近の糖尿病薬は目覚しい発展があります。

以前よく使用されたSU剤は最近では低血糖リスクが強いため、あまり使用されなくなってきました。

また理想的な糖尿病の血糖コントロールはHbA1cを下げることはもちろん低血糖を起こさないことも大事ですが、
血糖の日内変動を減らすこともとても大切と言われるようになりました。

これは、たとえHbA1cが低下しても随時血糖が200~300台の高血糖を推移しているようであれば動脈硬化、心筋梗塞など
血管が詰まる心血管系イベントのリスクが上がるからです。

インスリンの分泌促進は以前から言われていましたが、グルカゴンの分泌抑制も大事であるとの観点から、DPP-4阻害薬は
他の糖尿病薬と違います。ジャヌビア、エクア、ネシーナと出ていますが、エクアの話を先日きいてきました。

エクアは他のDPP-4阻害薬との違いで1日2回投与することで、より強固なHbA1cの低下、日内変動のより少ない血糖コントロールに優れているとのことでした。
今後の治療方針にもとても参考になる講演でした。

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投稿者: 長沢医院

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