2012.12.12更新

本日NHKためしてガッテンで関節リウマチ(RA)が取り上げられ特集放送されていました!

最近のリウマチの治療発展はかなり進化しています。

以前のような不治の病のような印象は全くなくなってきています。

番組では2人の関節リウマチ患者さんの経過を追っていましたが、超早期関節リウマチ(発症6ヶ月未満)か発症2年程度経過した患者さんかで同じ抗リウマチ薬の治療を受けても効果、反応の違いがあると指摘していました・・・。

確かにそのとおりと思います。生物学的製剤が世に出回りだしたのは2000年以降の話で、1990年代はまだ日本にはありませんでした。現在は6種類(レミケード、エンブレル、ヒュミラ、アクテムラ、オレンシア、シンポニー)も出てきており、治療効果が出なくても他の製剤に切り替えることによって劇的な改善を認める人もみえます。

より早期に発見し、治療介入することにより、異常サイトカインの増殖を抑え、寛解に導くことも可能な時代になってきました。

冒頭の2人のうち発症経過15年経っている方の方は、残念ながら骨破壊も進行しているようでした。息子さんが台所の手伝いを嫌な顔せずにしているのがとても心温まりました。が反面、もっと良い治療があるのにと早期治療の大切さを痛感しました。

リウマチの診断は難しいです。番組では早期リウマチの症状のポイントとして以下に挙げています。
1関節に腫れがある
2腫れを押すとブヨブヨしてる
3朝起きた時に痛んだり、動かしにくい

以上を認めるようなら、リウマチ科に受診をと言っていました。
心配な方は是非早めに受診をしてください。

名古屋市守山区で内科、リウマチ科、小児科、皮膚科,膠原病内科、予防接種、健康診断、子宮頸癌ワクチン、往診などをお探しの方。高血圧や糖尿病、高脂血症メタボリックなど生活習慣病または腰痛、関節痛でお困りの方は長沢医院へ





投稿者: 長沢医院

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