2013.06.14更新

毎回関心するのですが、総合診療医ドクターGの話です。

以前BSテレビで放送されていましたが、反響が大きかったようで毎週金曜日NHK総合で放送されるようになりました。

研修医3人と司会進行役の名だたる名医達が症例検討をしながら病名を当てるというものです。

毎回出てくる研修医のレベルの高さに驚きながら観ていますが、今回も最初は病名すら浮かびませんでした。

やはり、救急外来、一般外来でも怖いのは緊急を要する疾患です。急性喉頭蓋炎。確かに怖いです。

しかし一般外来レベルでは、気管切開などとうてい出来ないです。というか私は出来ません!

のどの痛みが23時間前に発症。その後、つまりかかった血管が再開通して症状は改善。
良くなったと思っていたところに、のどの痛みと肩の痛み出現。肩は凝っていないのにです。福井医大の救急科の林先生の説明がありましたが、採血、心電図、エコーなど施行しても所見の現れない心筋梗塞はあるのです!

僕も春日井市民病院の研修医時代に何度もヒヤリと思うことありました。奥歯の痛み、後頭部痛、肩の痛みなどの訴えによる心筋梗塞の方は実際にいました。横隔神経を通じて痛みを感じるため、頭頚部付近に痛みを生じるのですね。

一般外来患者の0.2%から0.7%程度に見逃せない急性期疾患は隠れていると林先生はおっしゃっていましたが、自分も見過ごすことないように日々精進して行きたいです。

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投稿者: 長沢医院

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