2013.11.25更新

先日、いつもお世話になっております旭労災病院にて病診連携の勉強会がありました。

今回は、小児科の安藤先生にてご講演があり、このPFAPAについて説明がありました。

Periodic fever(繰り返す発熱)、Aphtous stomatitis(アフタ性口内炎)、Pharyngitis(咽頭炎)、Cervical adenitis(頸部リンパ節炎)

この頭文字などからついた名前だそうです。僕もよく知りませんでした。

診断基準は5歳までに発症する、周期的に繰り返す発熱、上気道炎の症状を欠き、上記の症状を認めるのが大まかな基準のようですが、難しいです。

臨床検査所見は特異的なものは無く、ほかに地図状舌や発熱時の好中球減少を認めるなども特徴的所見です。

肝心な治療ですが、抗生剤は無効です。昨今、感染症治療は抗生剤使用が慎重になっています。乱用は控えたいものです。

ステロイド治療がメインです。発作初期に0.5-1mg/kg 1-2回で劇的に下がるようです。
他にシメチジンが予防効果があり、扁桃摘出も効果があるそうです。コルヒチンも効くという報告あるそうです。

繰り返す発熱には気をつけて!

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投稿者: 長沢医院

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