小児の気道感染症における抗菌薬の使い方

先日、抗菌薬の適正使用として、千葉大学真菌医学研究センター感染症制御分野 准教授 石和田 稔彦 先生の講演を聴きました。

マイコプラズマ感染症や、溶連菌感染症に対する抗生剤の効果、実際の検査による陰性でも培養で陽性が出る割合が一定いる話など勉強になる

話がたくさんありました。溶連菌感染症は熱が38度以上あり、咳がなく、頸部リンパ節腫脹があり、扁桃が腫れて、年齢が15歳未満など

条件がそろえば疑いが強く持たれます。当初はペニシリン系抗生剤で効果でなければ、第3セフェム系、ニューキノロンと使用が変わっていくという話でした。

簡易キットで陰性であっても約1-2割に培養で陽性患者がいるということを忘れずに対応していきたいと思いました。

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