冬に多い、しもやけ、レイノー現象
冬のこの寒い時期に多いのが、しもやけ、レイノー現象です。
児童に多いのが、しもやけです。手足の末端にや耳やほっぺたなどに、かゆみや痛みを伴って、赤色から紫色に浮腫状にできる紅斑です。
室内外の温度差や寒さの刺激によって毛細血管の循環障害でおきます。
またレイノー現象は末梢の小動脈の攣縮で起こり、突然指先一部が蒼白に白くなり、その後紫色チアノーゼ色となり、赤色通常の肌色に戻るという経過を
たどることを言います。寒冷要因などで起こるレイノー現象と、膠原病(SLE,混合性結合組織病、強皮症など)、血液疾患、薬剤性など様々な原因で
起こることがあります。痛みや、しびれも伴うことも多いため注意が必要です。この寒い時期に同様な症状でお困りの方はご相談ください。