リハビリテーション科

リハビリテーション

当院では、さまざまな症状でお悩みの方へ、リハビリテーションを行っています。
肩関節周囲炎、五十肩、腰痛、ぎっくり腰、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症、などに対してホットパック、マイクロレーダー、牽引治療などおこなっています。
当院のリハビリ施設は、様々な治療器具を揃え治療を行っています。
患者さまの症状や痛み、体力の有無などに応じ個別にリハビリのメニューを考えています。

膠原病とは?

「膠原病」という名前は、コラーゲン(膠原線維)をはじめとする結合組織に炎症が生じ
ることから名づけられました。ひとつの病気ではなく、複数の臓器に炎症や障害が起こる
疾患のグループを指します。
代表的な病気には以下のようなものがあります。
・関節リウマチ(RA) ・リウマチ性多発筋痛症(PMR)
・全身性エリテマトーデス(SLE)
・強皮症(SSc)

・多発性筋炎・皮膚筋炎(PM/DM)
・結節性多発動脈炎(PN)
・シェーグレン症候群(SjS)
これらの病気は共通して、全身の炎症・発熱・倦怠感・関節痛などが見られることが特徴
です。
また、自己免疫疾患のため、症状が良くなったり悪化したりを繰り返す慢性的な経過をた
どることがあります。

主な原因

膠原病の原因はまだ完全には解明されていませんが、免疫の異常が中心的な要因と考えら
れています。女性に多く、30〜50代で発症することが多い傾向があります。
ホルモンバランスの変化やウイルス感染、ストレス、紫外線など、遺伝や環境が複雑に関
わって発症するといわれています。
長沢医院では、血液検査を中心に自己抗体やホルモン値を確認し、似た症状を示すリウマ
チや内分泌疾患などとの慎重な鑑別を行っています。

放置するとどうなるか

膠原病は全身に炎症を起こすため、放置すると内臓(腎臓・肺・心臓・神経など)にまで
障害が広がるおそれがあります。
また、慢性的に症状を繰り返すことが多く、放置期間が長いほど重症化しやすくなります

「疲れやすい」「微熱が続く」などの一見軽い症状でも、膠原病が背景にあるケースは少
なくありません。
早期に専門医を受診することで、重症化を防ぎ、生活の質を守ることができます。

こんな症状ありませんか?

以下のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。
「微熱や倦怠感が長く続く」「顔や手などに紅斑(赤い発疹)が出る」
「関節の痛み・腫れがある」「手足が冷えると白くなる(レイノー現象)」
「口や目が乾く」「筋肉が痛い、力が入りにくい」「息苦しさや胸の痛みがある」
これらの症状が複数当てはまる方は、膠原病の可能性があります。
気になる症状が続く場合は、早めにご相談ください。

早期発見・早期治療が大切です

膠原病は慢性疾患のため、早期の診断と治療の継続がとても重要です。
現在は薬物療法の進歩により、症状を安定させながら日常生活を送ることも可能になって
います。
長沢医院では、ステロイドや免疫抑制剤、生物学的製剤など、最新の治療法を症状や体質
に合わせて選択し、経過を慎重に観察しながら治療を続けていきます。

長沢医院の膠原病診療の特徴

【特徴1】日本リウマチ学会認定医による専門的診療
免疫疾患の知見を持つ医師が、全身の炎症を総合的に判断します。
【特徴2】正確な検査と丁寧な診断
血液検査・自己抗体検査・レントゲン・エコーなどを組み合わせ、原因を多角的に分析。

【特徴3】生活に寄り添った治療方針
長期治療を見据え、日常生活での注意点や体調管理も含めてサポートします。
【特徴4】高次医療機関との連携体制
症状が進行している場合や入院が必要なケースは、大学病院などと連携しながら治療を継
続します。

膠原病の主な治療方法

膠原病の治療は、病気の種類や重症度によって異なりますが、基本は炎症を抑え、免疫の
働きをコントロールすることです。
・ステロイド(副腎皮質ホルモン)
・免疫抑制剤
・抗マラリア薬
・生物学的製剤(病型に応じて使用)
症状が安定してからも、再燃を防ぐためには定期的な通院・検査が大切です。
長沢医院では、患者さんの生活背景を考慮しながら、無理のない治療計画を一緒に立てて
いきます。

受診を検討されている方へ

原因のわからない体調不良が続くとき、「更年期かもしれない」「疲れのせいかな」と感
じてしまう方も少なくありません。
しかし、膠原病は早期に発見し、正しく治療を行うことで生活の質(QOL)を大きく保て
る病気です。
少しでも気になる症状があれば、ぜひ一度長沢医院へご相談ください。

ご予約・ご相談はお気軽に

名古屋市守山区や春日井市近くの内科をお探しなら、長沢医院までご相談ください。