昨日、産業医講義として中部労災病院主催の第3回 就労と糖尿病治療の両立 の講演会を聴きに行って来ました。
日本糖尿病協会理事長 清野 裕 先生やいろんな先生方総勢10名を超える方からの講演でした。
気になることもいくつかありました。とても勉強になりました。
そもそも糖尿病と診断された方が病院に受診する割合は高齢者ほど良く、若年者ほど悪いです。
現役世代30-40代の方は病院受診率が40%程度しかないそうです。
理由としては仕事が忙しい、会社で病気の理解がない、などあるようです。
こうしたところをどのようにしていくのかが問題です。
また産業医がいる、いない企業で病気の罹患率を割合に大きな差がでることもわかってきました。
特に糖尿病性網膜症など悪化すると失明につながるような病気が見過ごされやすいので注意が必要です。
みなさん、健康診断の結果をきちんと把握して医療機関には受診しましょう。