2015.12.18更新

本日は恒例の学術講演会に行って来ました。

<腰痛をきたす疾患とその保存的治療>として 名古屋市立西部医療センター 副院長 稲田 充 先生の講演を聴いてきました。

数年前にも脊椎の手術に関して講演をいただいたことのある高名な先生です。

今回は保存治療ということで、講演されていました。基本的に腰椎の痛みは椎間関節の痛みであると。

また知らなかったですが、腰椎は4個の人、5個の人、6個の人を解剖的に分かれるそうでそれぞれ20%、60%、20%だそうです。

椎体の数が変わると腰の負担のかかり方も当然かわってくるので個人差が出ます。

ぎっくり腰の話、腰部脊柱管狭窄症、間歇性破行などいろんな話を聞きました。

ただ圧迫骨折後の治療で8週間固定、何もしない群、コルセット群とわけても有意差は出なかったとか興味深い話はいくつかありました。

薬の治療としてはNSAIDS、アセトアミノフェン、筋弛緩薬、抗不安薬など様々使用されており、どれも効果でることもあり、最近は手術もしないでも良くなるケースもあるとのことでした。




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