2015.03.14更新

先日、前立腺疾患の話として愛知医科大学医学部泌尿器科教授 住友 誠 先生の講演を聴いてきました。

前立腺疾患の症状は主に、夜間頻尿、残尿感、腹圧性頻尿、尿線途絶、尿勢低下、尿意切迫感などに分けられます。

前立腺肥大症チェックシート(IPSS)で評価し蓄尿症状、排尿症状、などをチェックします。

これで前立腺縮小による原因からの排尿障害であれば、必要に応じて抗コリン剤、抗アンドロゲン薬、漢方薬などで治療が必要です。

また、排尿日誌も大事です。排尿量が多い場合(40ml/体重kgあたり)は多尿が問題です。夜間多尿なのか、膀胱蓄尿障害なのか見極めも必要です。

過活動膀胱も頻尿の原因です。これにはα1ブロッカーや抗コリン剤の併用が有効です。

心当たりのある方、夜間頻尿で困っている方はご相談してみてください。

投稿者: 制作管理者

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