2019.06.18更新

先日、糖尿病性末梢神経障害性疼痛の病態と診断、またその治療として、鹿児島大学病院 糖尿病・内分泌 診療講師 出口 尚寿 先生と 独協医科大学 内科学 主任教授 麻生 好正 先生の講演を聴いてきました。


神経病態としては肥満、脂質異常症、糖尿病悪化、高血圧症などで血管内膜の肥厚が起こり、太い運動神経から細い感覚神経、自律神経などの

変性、脱落が起きるというものです。症状として、手足の感覚が鈍くなったり、排尿障害、筋萎縮、こむら返りなどがあります。また、しびれ疼痛、アキレス腱反射の低下消失、内顆振動覚の低下なども判断基準となります。

しかし、20%弱は無症候性糖尿病性神経障害があり、自覚症状ありが20%と合わせて40%近く糖尿病患者さんにあるようなのです。注意深く

診ていかないと気付きにくい病態です。また、短期間でHbA1cが急激に低下するとこれで神経障害が悪化することもあるようなのです。

血糖コントロールも緩やかにしていった方が良さそうです。治療薬としては、三環系抗うつ剤、SNRI、ガバペンチン、プレガバリンなどが効果

があります。手足のしびれは糖尿病から来ていることもあるのですねと考えさせられました。手足のしびれと糖尿病のある方はご相談ください。

投稿者: 長沢医院

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