高血圧治療ガイドライン改訂!
2019.05.28更新
2019年4月に日本高血圧学会より高血圧治療ガイドラインが改訂されました。
今回より成人75歳未満では収縮期血圧130mmHg未満、拡張期血圧80mmHg未満により厳しく引き下げられました。高齢者75歳以上でも収縮期血圧140mmHg未満になりました。
いままでよりそれぞれ10mmHg下がりました。背景にはアメリカ、ヨーロッパとの学会でも高血圧の判断基準が引き下げられたことです。
高血圧は脳梗塞、脳出血などのリスクが最も高い要因であります。アメリカでの高圧目標比較試験でも140未満群と120未満群とで年間の心疾患発症割合は120未満の方が発症率、死亡率も含めて25%も抑制したとありました。
今後はより厳格な血圧目標達成のために、減塩も6g未満など設定がされました。
現在血圧の高い方、現在もコントロール中だが、目標達成できていない方は当院にご相談ください。
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