2022.11.14更新

毎年11月14日は世界糖尿病デーとして各地で著明な建造物をブルーにライトアップして、街頭での啓発活動を実施されています。この様子をみなさんご存じでしたでしょうか。

これはそもそも11月14日は、あのインスリンを発見したカナダのバンティング博士の誕生日であり、糖尿病治療に画期的な発見に敬意を表し、この日を糖尿病デーとしてなんと国連に認定されています。

2006年12月20日に国連総会において「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議(UN Resolution 61/225)」が加盟192カ国の全会一致で採択されると同時に、国連により公式に認定されています。

糖尿病は日本国内では約1000万人は強く疑われる方が存在し、さらに、「糖尿病の可能性を否定できない人」も約1,000万人いると推測され合計で総人口の15%を超える約2,000万人の糖尿病患者および予備群がいるとされています。糖尿病の重症化予防のためには早期発見・早期治療が重要ですが、医療機関や健診で糖尿病といわれたことのある人の中で、「治療を受けていない」人の割合は、特に男性の40~49歳の働き盛り世代で最も高く、約5割が未受診または治療中断という状況です。

糖尿病には痛みなどの自覚症状が少ないことから、疑いがありながらそのまま治療を受けないケースが多くあることが要因と思われています。このようなことから、世界糖尿病デーとして皆さんに強く訴えているのです。身に覚えのある方、心配な方はご相談ください。

投稿者: 長沢医院

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