2014.09.22更新

先日、虚血性心疾患を中心とした勉強会に参加してきました。

講演は名古屋大学大学院医学系研究科循環器・腎臓・糖尿病先進診療システム学の鈴木 進先生の話を聞いてきました。

いくつか気になった点を挙げると、LDLが40上がるごとに約1.6倍の虚血性心疾患のリスクが上がるということです。

LDL<60だとほぼ発症率ゼロ。80未満で1、100-119で2倍、120-139で3-4倍、140以上では3.83倍とのことでした。

日本動脈硬化学会でのLDLコレステロール管理目標として糖尿病、慢性腎不全、脳梗塞、末梢動脈疾患などを予防することが目的とされています。

こうした中でLDLを下げやすいのはやはりスタチン系治療薬がメインと。中でも、クレストールとアトルバスタチンが効果が高いようでした。

次に、名大心筋梗塞研究において発症数1107人平均年齢63歳のデータによると、20-30代1.4%、40代9.5%、50代22.8%60代37.5%、70代23.6%、80-90代4.9%ということでした。20-30代、40代でも10%程度いることに驚きです。
メタボ体系で40代でBMI25.8、尿酸6.1という平均でした。やはり太っていて、脂肪率が高い方は若くても注意が必要です。

その他にもたくさんな内容がありましたが、印象が残らなくなるのでここまでにしておきます。

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投稿者: 長沢医院

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