関節リウマチPhaseⅡ治療におけるウパダシチニブ早期導入の意義の講演を聞いて
2026.08.04更新
関節リウマチPhaseⅡ治療におけるウパダシチニブ早期導入の意義 (独立行政法人国立病院機構 旭川医療センター リウマチセンター長 平野 史倫先生)の講演を聞いてきました。
153例の関節リウマチの臨床経験からなる治療成績のまとめからなる考察でした。平均年齢約68歳、MTX使用約8mg/W、PSL4㎎、ナイーブ4割、スイッチも90例ほどと。JAK阻害剤であるリンヴォック開始で約2週間ほどで、疾患活動性が低下し、6か月は効果持続。ナイーブは2年でMTX、PSL中止できる状態へと非常に効果が高いことを証明していました。また実際に採血検査データが改善されても、痛みが改善されないケースが存在し、インターフェロンガンマが上昇すると痛みが強くなり、線維筋痛症の発症につながることも大変興味深い話でした。BIO製剤よりACR20.50.70と改善率を上回っており、非常に優れたJAK阻害剤であるとこが示されていました。当院でもリウマチ治療難渋している方にはJAK阻害剤を使用している方もいますが、いずれも治療成績が良いため、うなづける結果内容でした。今後の治療にとても参考になる講演でした。
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