2018.05.28更新

愛知・岐阜SLEセミナーに参加してきました!

岐阜大学、名古屋医療センター、藤田保健衛生大学等のリウマチ・膠原病に関する研究会でSLE(全身性エリテマトーデス)に関する勉強会でした。

最近は約4年前からプラケニル(抗マラリア薬)が発売、治療に使用されるようになり、SLEの活動性コントロールがかなり良好になったとの発表、演題が多かったです。

以前は、プレドニンと免疫抑制剤使用が多かったですが、プラケニル開始+PSL+免疫抑制剤の3剤投与がごく普通になってきたと感じました。

また教育講演で東邦大医学部 教授 亀田 秀人 先生によるSLE診療の進歩と課題という講演聴いてきました。

SLEの診断は多くの症状にまたがることから、アメリカ診断基準は矛盾点もあり、最近は2012年発表のSLICC診断基準も参考にされるという内容の講演でした。クロロキン(プラケニル)導入で脂質改善、血栓血管炎のリスク軽減、感染リスクの低下を上げていました。

やはりプラケニルは標準治療になりつつあると再度認識させられました。今後の治療にも参考にしていきたいと思いました。

投稿者: 長沢医院

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