2015.04.23更新

毎年日本リウマチ学会は東京や、地方での開催があるのですが、今年は名古屋開催！でした。

名古屋国際会議場において４月23日から26日まで開催されました。

今回は地元開催ということで一日だけ日帰り参加しました。ここ最近は関節リウマチ治療の生物学的製剤の使用をめぐり、第一選択からセカンド選択はどうするのかといった内容にみんな注目が集まっていました。

ほぼ治療成績でも差があまりつかないため、皆どれから使用すると良いか迷うと思います。高額な治療なため、
できるだけ治療費が安くすむ製剤も現実的には良いのかと思いました。

また古くて新しいクロロキン製剤が数十年ぶりに厚生労働省に認可がおりることになりそうです。

抗マラリア薬として使用されていましたっが、網膜症の副作用にて中止になっていた製剤です。

全身性エリテマトーデスの顔の皮膚症状に効果があり、ほかにもループス腎炎などにも効果あることがわかっており再発売が期待されています。

年一度の眼科でのチェックなど忘れずに使用していけば問題ないと思われます。

今回での気になるトピックスでした。

投稿者: 長沢医院

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