2019.05.28更新

2019年4月に日本高血圧学会より高血圧治療ガイドラインが改訂されました。

今回より成人75歳未満では収縮期血圧130mmHg未満、拡張期血圧80mmHg未満により厳しく引き下げられました。高齢者75歳以上でも収縮期血圧140mmHg未満になりました。

いままでよりそれぞれ10mmHg下がりました。背景にはアメリカ、ヨーロッパとの学会でも高血圧の判断基準が引き下げられたことです。

高血圧は脳梗塞、脳出血などのリスクが最も高い要因であります。アメリカでの高圧目標比較試験でも140未満群と120未満群とで年間の心疾患発症割合は120未満の方が発症率、死亡率も含めて25%も抑制したとありました。

今後はより厳格な血圧目標達成のために、減塩も6g未満など設定がされました。

現在血圧の高い方、現在もコントロール中だが、目標達成できていない方は当院にご相談ください。

投稿者: 長沢医院

2019.04.09更新

4月28日(日)から5月6日(月)までは休診となりますので宜しくお願いします。

投稿者: 長沢医院

2019.03.26更新

昨年10月よりBCG予防接種は、保健所と各種医療機関のどちらでも接種可能となっています。

以前は小幡保健所と志段味分室でしか接種できませんでしたが、現在当院でもBCG予防接種施行しています。

BCGは結核予防のための予防接種です。日本は世界でも人口10万あたり14.4と多く米国(3)、英国(9.6)などと比較しても突出して多いです。(2015年)アジアに結核は多いのです。

世界の結核発症率はアフリカ、南西アジア、西太平洋地域(日本含む東アジア、東南アジア、豪州など)で全体の88%占めています(2016)

アジア・アフリカなど高蔓延国では生直後に大腿外側あるいは上腕に皮下接種しています。

日本では生後5か月から8か月が推奨です。

結核予防のためにも必ず接種をお願いします。

当院でも接種しておりますので未接種の方はご連絡ください。

投稿者: 長沢医院

2019.03.15更新

3月は年度末であり、いろいろと締め切りがあります。なかでも、予防接種は大事です。

現在年長さんで、4月から小学校1年生になる方は麻疹・風疹(MR)ワクチンの2回目の接種が必要です。全国的にも、はしか(麻疹)、風疹の感染者は昨年より多く報告を受けているほどです。風疹は特に妊娠中に感染すると、難聴や心疾患などの先天性風疹症候群を発症することがあります。こうしたことを未然に防ぐためにも必ず、MR予防接種2期を接種するようにお願いします。期限が3月30日までですので、該当される方は早めに接種をお願いします。

投稿者: 長沢医院

2019.03.08更新

藤田医科大学リウマチ・膠原病内科と愛知医科大学腎臓・リウマチ膠原病内科との合同セミナーに参加してきました。

藤田医科大学リウマチ・膠原病内科 講師 橋本 貴子先生の演題で(TCZ2週間隔投与の効果不十分例における短縮投与の有効性の検討)を聴いて聞きました。7例でしたが、60歳以降の使用例が多くDAS28(6.1)と高疾患活動性がみられていました。2週から1週に短縮するのは投与4週目あたりからが良いいのではないかという内容でした。

愛知医科大学腎臓・リウマチ膠原病内科 山口 真先生より(ANCA関連血管炎に対するリツキシマブの使用経験と臨床的検討)の発表がありました。レトロスペクテイブな研究でしたが、低用量でもリツキサンは高齢でMPA患者に対して使用例が多く、寛解、再発には差がないとのこと。ただし感染症が50%程度にみられるといった内容でした。感染症は低アルブミン血症、ステロイドパルスが要因に挙げられていました。

特別講演として大阪大学大学院医学系研究科 呼吸器・免疫内科学教授 熊ノ郷 淳先生の(免疫研究と臨床応用~IL-6の病的意義、血管炎、癌免疫の話題も含めて)を聴いてきました。

あのノーベル賞受賞者の利根川 進先生や 本庶 佑先生の業績発見の話から、現在の癌治療薬免疫チェックポイントの話などIL4、IL-5、IL-6は日本人によって発見されていたという詳細な話まで聴くことができてとても勉強になりました。以前は免疫学は難しく、馴染みにくい印象でしたが、とてもシンプルに解明されつつあると感じられて面白かったです。

投稿者: 長沢医院

2019.02.26更新

陶生病院との病診連携の会に参加してきました。

今回は陶生病院 外科部長 林 直美 先生の<遺伝性乳癌治療の薬物治療と遺伝カウンセリング>の講演と

整形外科主任部長 福岡 宗良 先生の<骨粗鬆症性椎体骨折>の講演、

循環器内科 主任部長 浅野 博 先生の<虚血性心疾患患者におけるTOPICS>の講演と3演題聴いてきました。

林先生の遺伝性乳癌の話は難しく馴染みがあまりない話でしたが、ハリウッドスターのアンジェリーナジョリーが遺伝子検査をして、乳癌の可能性が高いことを指摘され、全摘出術を施行した話は世界中を驚かせたことは覚えています。実際の遺伝性乳癌患者数は少ないようですが、遺伝性は家族に早い段階で症状がでてくることが特徴的だそうです。注意深く診ていくことが大切です。

福岡先生の話は、骨粗鬆症の圧迫骨折は一般的にはコルセットなどの固定が大事ですが、発症早期に対応しないと効果がないことが大切だと教えられました。気付かずに放っておくと、偽関節などを形成しそれが慢性的な痛み、腰痛などにつながることがあり大変です。手術例も結構あり、男女問わず骨粗鬆症治療されていない方に割合が多いことも説明されていました。また、立位と座位でレントゲン比較すると、骨折部位が確認しやすいことも大変参考になりました。

浅野先生の話は幅広く話されていましたが、カテーテル検査が大腿動脈から手首の橈骨動脈が多いのにはびっくりしました。侵襲が少ないため

入院期間も短くなり負担が少ないのが良いです。

今後も陶生病院との病診連携の会にはできる限り参加していこうと思います。ありがとうございました。

投稿者: 長沢医院

2019.01.29更新

ただいま当院では受付・医療事務、看護師さんの常勤、パートで働ける方を募集中です!

子育てなどでブランクのある方も大丈夫です。入職から1週間ほどは研修を行います。基本から先輩スタッフが丁寧に指導します。あせらず、できることから自分のペースでクリニックに貢献してください。医療事務さんは、受付事務、院内処方のお薬提供の手伝い、医療補助などです。看護師さんは、患者さんの呼び出しや、診察の補助、採血、点滴、リハビリ介助などです。

 

長沢医院は、地域社会に貢献し、自分自身も少しずつ成長していきたい人に最適のクリニックです。まずは、一度お話しましょう。電話の上、履歴書を郵送してください。


☆受付・医療事務(パート)

 給与;時給 午前900円~ 午後1000円~

 待遇:交通費全額支給 

 勤務;診療時間内で応相談、週3日程度で可、土曜、午後できる方歓迎

 その他:試用期間2か月(同一条件)

 

☆受付・医療事務(正社員)

 給与;月給総支給 18万円~

 賞与:基本給の3か月分 ただし、初年度は金一封程度

 待遇:交通費全額支給 

 勤務;診療時間内で応相談、 休暇:お盆、年末年始など

 その他:試用期間2か月(同一条件)

 

 

☆看護師(パート)

 給与:時給 午前1500円~ 午後1600円~

 待遇:交通費全額支給、 働きに応じて金一封程度

 勤務:診療時間内で応相談、週2~3日程度で可、午後診できる方歓迎

 その他:試用期間2か月(同一条件)

応募先 電話052-736-3325(9時-12時、16時-19時)

〒463-0003 名古屋市守山区下志段味穴ヶ洞2271-340 長沢医院 採用担当係

                                 *お電話の上、履歴書をご郵送ください。

投稿者: 長沢医院

2019.01.15更新

年明けからインフルエンザが出始めていますが、まだインフルエンザの予防接種は多くあるため接種できます。

高齢な方や幼児など重症化防ぐためにも接種は推奨します。

ご希望の方はご連絡ください。

投稿者: 長沢医院

2018.12.29更新

ただいま当院では受付・医療事務、看護師さんのパートで働ける方を募集中です!

子育てなどでブランクのある方も大丈夫です。入職から1週間ほどは研修を行います。基本から先輩スタッフが丁寧に指導します。あせらず、できることから自分のペースでクリニックに貢献してください。長沢医院は、地域社会に貢献し、自分自身も少しずつ成長していきたい人に最適のクリニックです。まずは、一度お話しましょう。電話の上、履歴書を郵送してください。


☆受付・医療事務(パート)

 給与;時給 午前900円~ 午後1000円~

 待遇:交通費全額支給 

 勤務;診療時間内で応相談、週3日程度で可、土曜、午後できる方歓迎

 その他:試用期間2か月(同一条件)

 

☆看護師(パート)

 給与:時給 午前1500円~ 午後1600円~

 待遇:交通費全額支給、 働きに応じて金一封程度

 勤務:診療時間内で応相談、週2~3日程度で可、午後診できる方歓迎

 その他:試用期間2か月(同一条件)

応募先 電話052-736-3325(9時-12時、16時-19時)

〒463-0003 名古屋市守山区下志段味穴ヶ洞2271-340 長沢医院 採用担当係

                                 *お電話の上、履歴書をご郵送ください。

投稿者: 長沢医院

2018.12.01更新

糖尿病治療の新たな展望として先日、宮崎大学医学部内科教授、中里 雅光 先生と 順天堂大学名誉教授 河盛 隆造 先生の講演を

聴いてきました。どちらも難しい内容でしたが、中里先生は摂食とは中枢と末梢の産生される摂食更新物質と抑制物質の相互作用で複雑に調節されているという話が印象的でした。高脂肪食は脂肪組織、すい臓、肝臓、脳の視床下部にも慢性炎症を起こし、運動はエネルギー燃焼のみでなく、炎症を抑える効果もあるなど大変勉強になりました。

一方河盛先生は大変著名な先生で参考書も執筆される糖尿病治療の第一人者ですが、大事なことは軽度であれ食後高血糖の放置がすい臓のインスリン分泌を低下させ更なる高血糖引き起こし、さらにこの時期でも動脈硬化を発生させると力説されていたのが印象に残りました。

できるだけ早期から、糖尿病治療は介入しないと後々コントロールがしづらくなるのがよくわかりました。

投稿者: 長沢医院

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